東京クラシッククラブは、2016年5月15日のプロビショナルオープンから8周年を迎えることができました。これもひとえに、メンバーの皆様のご支援とご協力の賜物と厚く御礼申し上げます。この間、メンバーの皆様が素晴らしい瞬間をいくつも重ね、この良き日を迎えることができたなら大変うれしく思います。そして、何よりこの日を迎えることができましたのは、日々現場で努力を重ねるスタッフのおかげです。メンバーの皆様からもスタッフへのねぎらいのお言葉を頂ければ、何よりの励みとなると思いますので是非お声がけいただけましたら幸いです。
『豊かな文化の在るべき姿を復興し、次世代に志を繋ぎ、国際社会に貢献できる人材を育成するためのクラブを創設します。』というビジョンを掲げ東京クラシッククラブは創設されました。『国際基準の洗練されたプライベートクラブ』をコンセプトに、「自由、平等、博愛」の精神の基、国籍を問わず家族や仲間と交流し、互いに学び、人間性を高めていくAtmosphere (アトモスフェア = 豊かな環境) の創造を目指してまいりました。
いわゆる日本における“名門”と呼ばれる、厳しい規律の中で閉鎖的かつ封建的に運営されてきたクラブとは一線を画したクラブ運営を目指し、“国際基準”のプレースタイルにもチャレンジしてまいりました。今後は、国際基準の品質とサービスを目指す為に人材の確保と育成がなにより必要と考えております。さらに、国際性豊かで東京クラシックにしかない「Atmosphere」の創造とグローバルに評価していただける日本で唯一無二の「真のカントリークラブ」を目指していきます。今後ともメンバー皆様のご協力とご理解を賜れれば幸いです。
昨年度より、委員会組織が、「カントリークラブ委員会」、「グローバルスタンダード委員会」、「ゴルフ委員会」に再編成され、始動いたしました。理事会ならびに委員会活動を通し、『国際基準の洗練されたプライベートクラブ』となるためにクラブが抱える課題に対して、運営会社とメンバーの皆様とが共通認識をもって、解決策について活発に議論をして頂いております。今後、各委員会よりメンバーに対して答申がニュースレターやメールで届くと思います。皆様のご意見をいただけますと幸いです。
本会報『The Atmosphere」の発行、委員会の再編成がメンバーの皆様にとって当クラブの経営課題や運営状況を理解する一助となり、今後も共に課題解決に向けた建設的な対話を行っていきたいと考えております。
メンバーの皆様におかれましては、クラブを構築、維持、発展させていくにはどうすればいいのかという観点で、東京クラシッククラブのメンバーとしての誇りを持ち、さらに当クラブの価値を高めていけるよう、持続可能な運営収益基盤の確立のための施策についてご協力いただけますと幸いです。
東京クラシッククラブ
理事長 西村裕司