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Gourmet Report

今回は、東京クラシッククラブのオープニングから8年にわたり腕をふるっている、八子友和料理長のご紹介をさせていただきます。また、新たに加わった限定メニューと、春の人気メニューランキングベスト3を紹介します。


 

■八子友和料理長インタビュー


--ご出身はどちらですか

埼玉県になります。


--日本料理が専門とお伺いしましたが

今は閉店しましたが、日本橋中州の「割烹三田」で6年間修業をしました。その後、竹芝桟橋、六本木、人形町で経験を積んだ後、以前クラシックで運営をしていた「メイフラワーゴルフクラブ」の当時の料理長に声をかけていただき、12年間在籍していました。


--伝統的な日本料理から、様々な種類の料理を提供するゴルフ場や併設するホテルの料理をつくるのにとまどいはありませんでしたか

幸いなことに周りの方に恵まれて色々と教えてもらったので大丈夫でした。料理をすること自体が好きなので、イタリアンや洋食などは独学で勉強をするのも嫌ではなかったですね。


--その後、東京クラシッククラブの立ち上げとともに自身初の料理長として就任しました

当初は限られたスタッフで、安定しないオペレーションでの運用は大変でした。また、世界中で美味しいものを食べたり飲んだりしている美食家のメンバーが多く、その期待にこたえたいというプレッシャーもありましたね。


--東京クラシッククラブならではのレストランの特徴はありますか

ほとんどのお客様はスループレーを終えてお食事をされるので、一日の終わりにさらに楽しい思い出となるような手助けができればと思って心をこめてつくっています。また、良い食材を仕入れられる環境なので、繊細な味が表現できるのでやりがいがあります。


--メニューに写真が無いのは料理長の“こだわり”ですか

そうですね、オープニング当初からのポリシーです。どのメニューを選んでも「ハズレ」が無いという自信でもあります。写真付きのメニューを見てしまうと、写真映えするものを選んでしまいますし、提供されたときのサプライズ感も少なくなってしまいますから。



--日々どんなことを心がけていますか

たとえばお店で天重定食を頼んだとします。プロとしてはメインの天重はもちろんですが、むしろお味噌汁が美味しいか、漬物が美しく盛られているかなど細部を確認します。根本的に小さいことに気が付かないなら、美味しい料理を提供できないと判断してしまいますね。


「東京クラシッククラブの食事は美味しい」という評判は、料理長のプロフェッショナリズムに基づいているのだとあらためて感じました。八子料理長、お忙しい中会報にご協力をいただき本当にありがとうございました。これからも美味しいお料理を楽しみにしています。

東京クラシッククラブ料理長 八子友和


 

■新メニュー紹介

魚介パエリア(ミニサラダ付)\1,940

4月13日に限定メニューとして登場し、評判を聞いて、プレーの予定が無いのに食べにくるメンバー様もいらっしゃるほど大人気となっています。通常の工程では20分ほどかかるところ、お米に魚介スープと野菜をまぜて炊飯器で硬めに炊いてから、一人用のパエリアで仕上げることで6~7分に短縮しました。味は本格的ですから、ぜひお試しください!


 

■人気メニューランキング

東京クラシッククラブでは季節に合わせて3月、6月、9月、12月の4回でメニューを入れ替えています。今回は、2024年3月から5月までの間で、グランドメニューを含めた最も人気のあったベスト3の春メニューを発表します。



第1位

房総ポークの豚丼 ¥2,240


<八子料理長のポイント>

肉質がやわらかく旨味が強い千葉県の銘柄豚房総ポークを使った豚丼です。かんずりを使用したオリジナルのタレを味わってください。



第2位

鴨汁せいろ蕎麦(うどん) ¥2,340


<八子料理長のポイント>

肉質が柔らかく、臭みもなくおいしい国産合鴨の胸肉のみを使用しています。鴨肉の上質な油、牛蒡、三つ葉の香りの漬け汁が食欲をそそります。



第3位

四川麻婆豆腐 ¥1,940


<八子料理長のポイント>

豆腐は絹ごしを使用し、ラー油、山椒油などは自家製にこだわっています。この時期だけの葉ニンニクも使用しており、辛い物好きなメンバー様に好評です。

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